[先輩移住者レポート]理想的な家に住めるまで

私の富山県南砺(なんと)市との出会いは、2016年11月19日です。
愛知県から富山市へ向かう高速道路の車からで、翌日の20日に初めて南砺市の土を踏みました。

どうして南砺市の福光インターで降りたのか?

それは、高速道路から見えた散居村に立つ家に、木に守られた家々に一目惚れをして、こんな家に住みたい!!と強く思ったからです。

そんな私が理想的な家が見つかるまでのお話をしたいと思います。
少し長くなりますが、お付き合い頂けたら嬉しいです。

昔にTVで見た防風林に囲まれた、こんな家に住みたいと憧れた記憶がある家々が、ポツンポツンと高速道路沿いに広る風景に惹きつけられました。
しかし、その家で暮らすには防風林のお世話も必要で、一戸建てで暮らした経済的な経験がない私には想像ができず、これは実際に住んでいる人に聞くしかないと思い、福光インターで降りて高速道路から見えた家へ聞きに行きました。

『こんな家に住むには、どれくらい稼げば良いですか?』

怖いもの知らずの私は、アポなし突撃訪問で何軒かチャイムを押して、対応して下さった方々にこんな質問をしました。
そんな怪しい私に対してそのうちの一人の若い方が、実際の金銭的なことは両親がしているので分からないが、古民家の売買をしている不動産屋さんがあるので、そちらに聞いてみると良いのでは?と、その不動産屋さんの名前を教えて下さったので、車に戻ってすぐ電話をしてみると、休日出勤されていた方が電話に出て下さいましたが、後日アポを取って改めて来店して欲しいと言われました。

どうしたらあの家に住めるだろうか?と考えながら、興奮したまま自宅に戻って夫に、お城のような格好良い、真っ黒な瓦の家があった!その家で住みたいと思う。とにかく一度見に行こう!と誘い、1週間後に再び南砺市に降り立ってあちこち回っては、格好良い家の自慢をして滞在時間1時間程度で帰りました。

私の移住の夢と同時に、その1年程前から夫が口にしていた農業起業の夢も叶うと言うことで、夫からの強固な反対もなく、移住をすることを決めました。

年を越し、南砺市を訪れて不動産屋さんを訪問すること、それと同時に農業の起業についての情報を得ることを決めて市役所に電話をすると、『南砺に暮しません課』という名前の移住推進課があることを教えて頂きました。

早朝に愛知県を出て初めての雪の高速走行で南砺市入りし、まずは不動産屋さんに移住をしたいとお話しをして、物件をいくつか案内をして頂きました。

自宅の冬の様子

玄関もこんな感じです

不動産屋さんいわく、冬は雪が大変で家から出ることができないし買い物にも行けない。都会の人は田舎に憧れて来るが、やっぱり無理だと諦めて都会に戻って行くそうで、悪いことは言わないから、やめておきなさいと言われました。
午後から『南砺に暮らしません課』に出かけ、移住の為の補助の話や移住者の為の宿泊施設があることや、空き家バンクというものがあることなどを教えて頂きました。
夫の仕事の引き継ぎの関係で移住をするのは1年後を予定していることを伝えると、同席してみえた先輩移住者の方で『地域おこし協力隊』の方から、いつに移住をするの?一年後なんて言っていると移住なんてできなくなるから、すぐに移住をした方が良いよ!とアドバイスを受けました。

その日に申込みをした、移住希望者の為の体験ツアーに参加したり、月に1度は南砺市へ行こう!土地に馴染もう!と決めて、夫と休みを調節して『南砺に暮らしません課』に毎月顔を出して新しい情報を頂いたり、平行して夫の農業起業への相談を農林課でさせて頂いていました。

空き家を紹介して貰いたいならば、地元の人と交流を持った方が良い
なぜならば、不動産屋に入る空き家物件にはなっていない物件が存在するから。
そんなことも教えて頂いたのですが、自分たちがどこの地区に住みたいのかを決められなかった為に、具体的な話しができませんでしたが、会う人全員に『かいにょ(屋敷林)』がある家に住みたいから移住をしたいので『かいにょ』がある家を紹介して欲しいと話し続けました。

 

GWには、南砺市に3箇所ある移住体験ハウスのうちの五箇山の家に泊まり、お盆前には、太美山の体験ハウスに泊まりました。その時に、夫が農林課の方から紹介して頂いた方から声を掛けて頂いて、地域で行われるバーベキュー大会に参加させて頂きました。
バーベキュー大会では、私が南砺市に初めて来た時の話や、『かいにょ』がある『あづまだち』に住みたいので、紹介して下さいと拡声器を使って挨拶しました。

その時のことが噂になったのか、家を出られる方が住む人を探していると、地元の方の仲介で紹介頂くことができてこの家と出会い、高速走路から散居村を見た日から丁度11ヶ月の10月18日に移住をしました。

自宅の軒先からの風景。

この家に移住することを決めたのは、夫の目指す農業をする地区の近くであること、夫が農業をするに当たって必要な作業を行う納屋があること、私が一番にこだわっていた、『かいにょ(屋敷林)』があることです。
住みたい場所ややりたいことが固定したタイミングで、理想的な家を紹介頂いたことは幸運でした。

この家に暮らし始めて8ヶ月になります。
毎日変化する季節の美しい景色を見ながら、毎日幸せを感じながら暮らしています。

■プロフィール
なつみん(50代)愛知県一宮市出身 10歳年下の夫と共に2017年10月より南砺市民になるw
趣味はパソコン
好奇心旺盛で実験好きなので、ジャンルを問わず何にでも首を突っ込みます。
検索で出会った新しい情報をアウトプットするのが趣味です。

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